2010.03.6-7登山教室「上高地軽アイゼンストック/徳沢冬季小屋自炊体験」・・・に行ってきました♪
コース:6日・・釜トン~上高地/河童橋~明神~徳沢(泊) 天気:雨後曇一時晴れ
7日・・徳沢~明神~上高地/河童橋~釜トン 天気:雪
スタッフ :豊田講師(歩きにすと倶楽部所属)
ヨシキスタッフ:吉野とよこ
予報どおり雨の中、松本駅からタクシーで釜トンまで・・・釜トン着11:50
途中、雪は全く無く、釜トンに近くなってようやく、残雪が所々に・・・
山肌はこの時期には信じられない茶色。
タクシーの運転手さんの話によると、例年の6月位の雪の量・・との事。
トンネル近辺もほとんど雪がありませんね。
釜トンの出口。外は相変わらずの雨・・・
雨支度をしっかりと整え、
13:00 いざ出発♪
道路は雨水が流れ、山の方に目を移してみても、
ほんとに少ない雪の量
大正池近くまで歩いてくると、
やっと! 道路に雪が・・・・
この辺から解けた雪が凍り、滑りやすくなっていたので
アイゼン装着
・ ・なんたって今回はアイゼン講習ですから
(実は・・・付けなくても歩けそうだったのですが・・)
河童橋到着!15:30
河童橋に到着する頃には雨も上がり♪・・・
憧れの冬の河童橋・・思い描いていたイメージには程遠く・・
それでも・・・記念写真を♪
雨に濡れた河童橋には雪がありません(>_<)
バックの梓川・・ここにも雪は無く
穂高連峰の雪もご覧のとおり超少ない(>_<)
松本からのタクシーの運転手さんの話によると・・・2月11日に穂高一帯が土砂降りの雨。
その2~3日後に穂高全体で、なんと全層なだれがおき、雪が落ちてしまったとの事・・でした。
その後穂高では積もる雪は降っていない・・・そうです。(@_@)
梓川にも雪がほとんどありませんが・・・
写真の中央部分の赤くなっている木は
ケショウヤナギの目です。
雪・川の流れ・ケショウヤナギの新芽・山の緑
そこに低くたなびく白い雲・・・(^_-)-☆
なかなか到着しなかった明神もやっと越え・・・
徳本峠の指導標が出てきました。
時刻は17:00 最初の予定ではもうとっくに
徳沢に到着している時刻(*_*;・・・・
でも3月になると日が随分延びて、
5時だと言うのにまだ明るい(^_-)-☆
雪の量はこの辺もご覧の通り・・・
写真は雪崩がおきデブリで、登山道がふさがれていました。ひとりひとり慎重に渡ります。
歩いている途中、突然
「ゴロゴロゴーゴロゴロビーン」
え・・・・・雷????それにしては音が長く続いて
どこかで大きな雪崩が起こったようです。
その雪崩の音だったのですね。
17:30
いつの間にか空が青空に・・・
夕日に雲がオレンジ色に染まって・・・
さすがは登山教室!
登山教室は晴れるんですね~~
やっぱり晴れました\(^o^)/
明日は晴れるかな(^_-)-☆
18:00
束の間の晴れ間もこの時間になると、だんだん暗くなってきました。
でも(*_*;・・・まだ小屋には着きません。
だんだん雪も深くなり、湿った雪に足がもぐります。
超歩きにくい雪・・・
もぐると、バランスを崩しころびそうに・・・
あたりは更に暗くなり・・・
とうとうヘッドランプでの雪上夜間歩行になってしまいました。
なるべくもぐらないように、慎重に足元を選びながら・・
暗くなって見難くなった雪上をもくもくと歩きます。
一瞬、八甲田山・・・が頭をよぎりました(苦笑)・・
18:30 やっと、やっと・・・釜トンから6時間半。
徳沢冬季小屋の明りが見えてきました\(^o^)/
暗い中に明りが見えて本当に嬉しかったです。実感!
到着した徳沢冬季小屋はとっても明るく・・・
とってもあったか・・・・
乾燥室はストーブが焚かれ・・・
お湯もたっぷり沸かしてくれていて・・
お水もたっぷりあります。全く外に出る必要がないのです。
自炊室はご覧の通り、座布団に座り、
テーブルの上でコンロを焚いて、炊事ができるのです。
とても暖かい自炊室。超快適♪
皆で団欒しながらの自炊体験・・・・大満足♪
事前の情報では
「小屋にはストーブはあるが、とっても寒いので、寒さ対策を充分して行く事」・・・でした。なので・・・
・防寒着を持ち
・食事の時に暖かいものでも・・とスープの準備をし、
・寝る前に暖かいものでも・・と、ホットワインの材料を用意!
寒さ対策は万全! の準備をして来たのです。
でも、実際はお部屋も、半袖で寝られる位暖かく、事前の情報とは全く違っていました(^_-)-☆
暗くなってしまい、不安・緊張の中での到着。 この暖かさはとってもありがたかったです。
身も心も温まりました。
写真は朝の徳沢冬季小屋です。
⇒2日目に続く