スタッフのときおです。
ついに沢登り5週連続。
今回は北秋川水系のクドレ沢左俣。
スタートしてから暫くは、ちょっと荒れ気味で歩き主体の渓相ですが、左岸に大きな岩壁が見えてきた先から滝が集中して続き、楽しく沢登りができます。
いくつもの滝は一つ一つがちょっとだけ難しいところがあり、ある程度は沢慣れしている人なら楽しく遡行できると思います。
徳兵衛滝という25mの大滝は巻きましたが、それ以外の滝はすべて直登しました。
遡行グレードとしては2級ぐらいかなと思います。
沢を詰め上げた後はすぐ近くの大岳山のピークへ。
ピークは雲の上に出てはいましたが、いろいろな高さに雲があり、雲海?みたいにはなってはいましたが、全体的に白かったです(笑)
ピークでは二人の男性の登山者とお会いしました。
彼らは鳩ノ巣駅から御岳山を登り大岳山に来て、そこから鋸山へ縦走して奥多摩駅に向かうとの事でした。
湿気が多い日だったので、大汗をかいてすごくツラそうな表情で登って来てたのを見て、やっぱり僕らは沢登りで良かったと思ってしまいました(笑)
下山は登山道から外れて、スタート地点の近くに降りれる顕著な尾根を、地図読みしなから下山。
尾根の分岐などもありますが、こまめに地図を確認していればそんなに問題なく下山できます。
この沢も平時は水量が少なくてチョロチョロしか流れていない事を考えれば、梅雨時期に狙っていくのにはいい沢ですね。
スタート地点の神戸岩は、東京都の指定天然記念物でパワースポットの一つでもあります。
渓谷沿いの遊歩道もあり、沢登りをしない人でも楽しめる場所なのでぜひ行って見てください!
2020.7.21 北秋川 クドレ沢左俣