スタッフのときおです。
先日行った地獄棚沢で使ったロープはシングルとダブルの両方の規格を持ったロープと細目のダブルロープの2本。
地獄棚50mは2段の滝で、1段目は滝の流心の右を登り、2段目は右壁の立木のある壁を登りました。
その際に1段目は2本のロープをダブルロープとして使って登り、ダブルロープの一本をフィックスして後続の仲間に登ってきてもらいました。
時間短縮のため、1段目をフィックスで登ってきた一人目の仲間にもう一本のロープをシングルとして繋ぎ、2段目の登攀をすぐ開始。
なので、二人目三人目が1段目をフィックスで登っている間に、2段目をリードで登っているので、待ち時間が少なくてすみました。
シングルとダブルの両方の規格を通ったロープは、使い方次第で色々と効率の良い行動が可能になります。
ただし、デメリットとしてはシングルロープとしてはかなり細い径なので、シングルとしてメインで使うと表面の消耗が速いという事があります。
なので、あくまでもダブルロープメインで使って頂くか、軽量シングルロープとしてシビアなルートを登る時に使ってもらうといいですね。
僕は、シングルロープとしても使えるダブルロープとして考えて使っているので、組み合わせと使い方でかなり重宝してるロープです。
BEAL ジョーカー9.1mm×50m
17400円