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レポート

2023年10月2日

北海道大雪山大縦走その④17日・18日

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【北海道大雪山大縦走 その④】 17日~18日 予定が大幅に変更(>_<)

17日/宿泊地~三川台~ツリガネ山~コスマヌプリ~双子池キャンプ指定地 テント泊
18日/宿泊地~オプタテシケ~ベベツ岳~石垣山~美瑛岳~十勝岳~上ホロカメトック避難小屋泊

16日、トムラウシ山頂から下山すると、キャンプ指定地はまたしても雨。
その後も雨はやむ気配は無く、この後ガスで視界が5m程度と、天候はますます悪化していきました(>_<)

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夜中は更に風が強くなり、時折吹く突風でテントが飛ばされるのではないかと思う程。
雨がバタバタとテントに音を立てて打ち付け、外に出る事も全くできない状況。
一晩中こんな状況が続いていました。

17日の朝、状況は変わらず。強風雨。一日中荒天気になる様子(>_<)
大島ガイドがやってきて、17日のコースの説明をしてくれました。
「今日のコースは全体の中で一番長いコースになります。休憩含めて約10時間です」

うぅ~ん、この天候では10時間以上かかりますよね?
この天候の中10時間以上の行動は厳しいですよね。

大島ガイドは「私もそう思います。」との返事。
話し合いの結果、天気が好転するとは思えないので、南沼キャンプ指定地で停滞する事になりました。

強風雨の中でのテントでの停滞・・・初めての経験です。
テントは2人用なので、広い空間で快適。

その分、銀マットで両脇10cm程度がカバーできない。できない部分からじわ~と水がしみてくる(>_<)

なんせ、雨で外に出られず、スマホの電波も取れないのでテント内で何をしたらよいのだろう・・
考える時間はいっぱいありました。

考えた結果、水がしみてきた場所には、濡れても大丈夫なもの・・保温水筒や食器等を並べました。

昨日からの雨でレインウエアが濡れているのでテント内は濡れているものが多いが濡らしてはいけないものもある。着替えと防寒着(ダウン)。

あぁでもない、こうでもない・・いろいろ試した結果。気が付きました!
私のザックの中は、ロールマットをカットして一番外側に巻き込むようにし、その中に防水のインナーザックを使っているので、ザックの中はほぼ完全防水である事に気が付きました。

濡らしたくないものは全てザックの中に入れて、濡れ対策はほぼ解決しました。
ダウンシュラフも必要な時にしかザックから出さないようにしました。

次に直面したのは、トイレ問題でした。

南沼キャンプ指定地には携帯トイレのブースがありますがテントからは20m位離れています。
2日間降り続いた雨で、携帯トイレブースまでの道は靴がもぐる位水が溜まっていました。
昼間は見えるので良いのですが、夜は暗闇でヘッドランプをつけても良く見えず、靴の中に水が入ってしまい、靴の中までビチョビチョ。ソックスもビチョビチョ(>_<)(>_<)雨具もビチョビチョ。

※南沼キャンプ指定地に設置してある携帯トイレブース
※新得山岳会様㏋より

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そして・・・2晩南沼キャンプ指定地で過ごした結果、なんと携帯トイレがパンパン・・・
重い!!!(>_<)・・え???この携帯トイレもって下山するんだよね???自問自答!

そんな訳で17日の写真は残念ながらテントだけしかありません。

翌18日の朝、雨は小降りになっていました。トムラウシ山をあとにし、下山です。

17日に停滞してしまったので、当初の予定通は変更せざるを得なくなり、第2案のトムラウシから下山し、車で移動して「19日-20日で富良野岳~十勝岳の縦走」となりました。

19日・20日、大雪山大縦走⑤となり、縦走最後の日程です。

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