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レポート

2023年10月25日

【北海道大雪山大縦走その⑥】

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スタッフTOYOです。

北海道大雪山大縦走も終盤になってきました。トムラウシから下山後は白雲閣に宿泊。温泉宿で、温泉でこれまでの汗を流し、ふかふかのお布団で睡眠をとる事ができました。元気回復!

19日-20日は富良野岳~十勝岳の縦走です。

まずは富良野岳。相変わらずお天気にはめぐ待てていませんが、びっくり、大感激のサプライズがありました。

【北海道大雪山大縦走その⑥】です。

19日 北海道大雪山大縦走も終盤、北海道最後の2座、富良野岳・十勝岳の1泊2日です。

しかし・しかし・しかし・出発時はやっぱり雨! いつも通りレインウエアを着ての出発でした(>_<)(>_<)(>_<) でもネ・・サプライズ!思ってもみない出会いがあったんです♪♪

本日は富良野岳登頂を目指します。
最初は乾き気味だった登山道ですが、雨続きだったこともあり、富良野岳への登山道はだんだんとぬかるんできて、岩や石も濡れていて歩きにくい状態・・・今日もどろんこ道なんだ・・・⤵

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それでもさすがに富良野岳は花の百名山。
登山道脇には多くの種類のお花が咲いていて、テンションが下がり気味の私の気持ちを癒してくれました。
下の写真は左がエゾツガザクラの群生の中にチングルマ、アオノツガザクラとエゾコザクラ

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左がウサギギク(私はウサギ年なのでこの元気な花が好きです)、この花を見つけると元気が出ます。
右がシナノキンバイと薄紫色のチシマフウロ

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左はエゾヒメクワガタ。エゾヒメクワガタはほぼ北海道の一部の地域でしか咲いていないとの事です。そして高さ10㎝程の愛らしいエゾツツジ(北海道と東北の一部のみにしか分布していないそうです)

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雨は相変わらず、ガスにも被われて、お花の群生は見られますが眺望はありません。

山頂と前富良野岳方面の分岐を山頂に向かうと、登山道の両脇が見渡す限りお花畑。
しかもお花の種類が多い\(^o^)/
断然テンションアップ! ここぞとばかりに写真を撮りまくり前になかなか進めません。

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写真を撮っていると、山頂から下山のグループが・・・・・こんにちは!いつものように挨拶をして顔を見たら一瞬の沈黙の後
「あぁ・・・とよ子さんですか!?」 「わぁ‥そうです。そうです!!!」

なんとお店のお客様の忍足さんでした(^_-)-☆  こんな北海道の地でお会いするなんて・・・大感激!
お互いに北海道に来るなんて情報無かったし・・・とっても嬉しかったです♪ こんな偶然てあるんですね♪♪♪

この出会いで、ガスで景色が見えないのも、どろんこの登山道も気にならなくなりました。
やっぱり気持ちの持ち方なんですね(笑)

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この後、ルンルン気分で山頂へ!記念写真の背景は恒例・・・真っ白です!

この写真を撮って下さった方も、「今日は天気が良いとの情報だったので登って来たのですが、残念です」と話していましたが、私達も残念です。

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富良野岳の山頂からの展望は全くないので、写真を撮ってすぐに下山。下山後三峰山を経由して、かみふらの岳へ。

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ここから本日の宿泊地、上ホロカメットク山避難小屋に向かって下山。ですが、上ホロカメットク山の中腹を登りながら越えなければなりません。
ガスで視界がほとんどないので、小屋の姿がいつになっても見えてこない(>_<)

中腹を超えると小屋ではなく、斜面を覆いつくすほどのエゾツガザクラとチングルマの大群生があらわれました!
ちょっとお疲れモードだった私もここでパワーアップ♪

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写真を撮りながら進んでいくと、本日の宿泊の小屋「上ホロカメットク避難小屋」がいきなり目の前に現れました(^_-)-☆

今年出来上がったばかりの木造の小屋で、小屋の中いっぱいに木のいい香りが漂っていました。

今夜はこの真新しい小屋で私達だけて、ゆっくりすごせるかな?と思っていたら、50代~60代位の年齢の外国人(ニュージーランドとの事)6人グループが薄暗くなってから入ってきました。しかも一人一人ばらばらで。
それでも、2階建ての小屋ですから、ゆっくりと過ごすことが出来ました。

時間がたつにつれて、ガスも少しずつ消え、十勝岳がうっすらとシルエットが見えてきました! 
反対側の上ホロカメットク山の姿も見えてきました!

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「それにしても、私、北海道に来てから、夕日も朝日も一度も見ていない(>_<)
せめて一度ぐらいみたいな」・・・とつぶやくと、「明日は天気よくなるとおもうんだよな~」と大島ガイド。

そうなんです・・・明日20日はとうとう・・北海道大雪山大縦走最後の日なんです。泣いても笑っても明日で終わりなんです。
大島ガイドの作ってくれた美味しい夕食を頂き、明日の晴れを願いつつ眠りにつきました。

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