✤✤ 念願の大雪山大縦走に行ってきました! ✤✤
【北海道大雪山大縦走 その⑦】
とうとう登山最終日です!
20日 避難小屋~十勝岳~望岳台下山 白銀荘泊
北海道日記も最後のブログです。
【北海道大雪山大縦走 その⑦】とうとう登山最終日となってしまいました!
20日 避難小屋~十勝岳~望岳台下山 白銀荘泊
20日・・・登山最終日 ばんざ~い!! 山の神様がやっと微笑んでくれました\(^o^)/\(^o^)/
晴れました!(^_-)-☆\(^o^)/\(^o^)/ 北海道で初めてのご来光!
茜色に染まった雲海の上に頭を出している峰々も・・!なんと素晴らしいご来光!!!
朝の小屋周辺の景色です♪
エゾコザクラのお花畑。背面に景色が映っています。 朝日が上がった後には草花も赤く染まって・・
左:十勝岳に続く稜線から見た爆裂火口
右:小屋の前に広がるお花畑。昨日辿ってきた峰々も見えています
左:上ホロカメトック山もモルゲンロート。
右:十勝岳のどっしりとした姿と避難小屋周辺の景色(草原の真ん中に小屋がとても小さく見えます)
朝食を済ませ、快晴の中、まず上ホロカメトック山へ向かって出発しました。
途中、十勝岳が青空にくっきりと見えてきました。
手前には荒々し爆裂火口も見えていて、十勝岳は活火山なのだ、と改めて思いました。
6:00山頂到着!背後の山は十勝岳。初めてです♪
背景に景色のある山頂での写真が撮れました\(^o^)/ これぞ満面の笑みです♪
山頂からは昨日は全くその姿が見られなかった富良野岳が見えています!
十勝岳山頂に向かう富良野岳方面の登山道からの景色。お花も咲いています。
十勝岳は避難小屋からは1時間~1時間半程度で山頂に到着します。 火山とはいえ、植物も生えてきていて優しい雰囲気です。
7:30 1時間程度で十勝岳山頂到着!! 背景に薄く写っているのはトムラウシ山です♪
北海道大雪山大縦走、最後の日にやっと、やっと、1日だけはれてくれました\(^o^)/
墨絵のように見える、王冠型のトムラウシ山の山頂、それに続く忠別岳から続く高根ヶ原のほぼ平に続く稜線。
あの峰を歩いてきたんだ・・・遠くそびえるトムラウシ山の姿は感激、いや大感激の景色です。
十勝岳山頂は360度の大展望!真近に見える荒々しい地形、富良野方面の山並み等
この8日間でやっと見えた、、、北海道の景色。感慨深く眺めていると・・・どこかで聞いた事のある声が。。。
昨日、富良野岳でお会いした忍足さんグループが山頂に到着してきたのです♪
また、お会いしましたね♪ 山頂で会えればいいなと朝早く出発してきたとの事。
折角なので、忍足さんのグループの方と、大島ガイドと記念写真!
楽しい思い出がまた1つ増えました!
そして下山。砂漠のような広大な地に続く1本の細い線。
あの線は登山道ですか?あの線を歩いていくのですか?
そうですよ!と大島ガイド。
そこは、登ってきた十勝岳とは全く違う、草木が全く生えてなく、土の色しか見えない荒涼とした景色。
広い平坦地の登山道から見た十勝岳。
上ホロカメトック山から登るルートとは全く違う様相を呈していて驚き、まぎれもない火山なのだと再び実感。
この後、十勝岳避難小屋を経て望岳台方面に下山。無事白銀荘に到着。
8日間色々ありましたが、私にとっての「北海道大雪山大縦走」も本日で全日程無事終了となりました\(^o^)/\(^o^)/
◎北海道大雪山大縦走に挑戦してみて ☆彡~~★・・・★~~☆彡
✤思った以上に次々と想定外事項が発生しました!
・初めてのテント泊で雨
・白雲岳避難小屋がクマの為閉鎖していたため、3日目の宿泊地まで1日での行動を余儀なくされる
・登山道が整備されていたかったため、1時間程度のハイマツ漕ぎを余儀なくされる。
・連日の雨で、ザックなどが濡れて、重くなる。
・連日の雨でぬかるんだ登山道で靴やソックスも濡れて乾かず、濡れたまま履く状況に
・荒天の為初めてのテントでの停滞(トムラウシ山南沼キャンプ指定地)
・風雨で外にも出られない状況でのテント泊の停滞で、携帯トイレを使用。パンパンで超重くなる。
・トムラウシ山からの下山時には、雨で濡れたザックや携帯トイレで15~16㎏の重さになった
・トムラウシ山からの登山道は一部まるで田んぼのようになっており、ザックの重さで何度もバランスを崩し、転倒。レインパンツま
で泥だらけ。
・山中8日間の内雨6日、曇り1日、晴れ1日と、雨と共に過ごした8日間。
上記のように悪条件が重なりましたが、大島ガイドのサポートもあり、毎日あまり落ち込む事なく、なんとかクリアーする事が出来ました。
この経験で、自分では精神的な面で少し鍛えられたような感じがしましたし、体力面でも、8日間雨のふる中でもなんとか行動できたので、自分のペースなら何とかなりそうだとも感じました。
北海道にきて雄大な景色は、残念ながら最後の1日しか望む事は出来ませんでしたが、もう一つの目的のお花は充分満足する事ができました。
ほとんどの登山道脇にはお花が咲いていて、また広大な場所では見渡す限りお花畑が続き、そのスケールにはびっくり&大感激!
エゾツガザクラの大群落、エゾツガザクラとチングルマの絨毯、数百メートルにわたって登山道の両脇に咲いていたエゾタカネスミレ、キバナシャクナゲの大群落、見渡す限りのチングルマの群生、可憐なエゾコザクラの群生等々、挙げればきりがないほど。
北海道で是非見たいと思っていたお花「ホソバウルップソウ・エゾコザクラ・エゾツツジ」は全部見る事が出来たのです。本州でも咲いているお花を見つけると、何となく懐かしい思いになったりしていました。
景色は見られませんでしたが、お花は大満足。大好きな高山植物に満足できたから、めげずに済んだのかもしれません。
今回の大縦走挑戦では充実した時間を過ごすことが出来、私にとってはとても貴重な経験となりました。
私にとって無謀とも思えるこの挑戦でしたが、どんな形にせよ、なんとかやり切る事ができました。
ご協力、ご支援いただいた皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
◎北海道の山の中で感じた事、
北海道は山に入ると文明の利器は何もない大自然、北アルプスや八ヶ岳は電気もあるし、食料も調達できる。都会の山だな・・という事でした♪♪
長い文章、またつたない文章にもかかわらず、最後までお読み頂き、ありがとうございました
これからも「とよこ山日記」出来る限り発信していきたいと思っていますので、時間つぶしにでもご覧になっていただけると嬉しいです(^_-)-☆
それではまたお会いしましょう! ☆・・・・☆・・・・☆彡