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2日目:八方台~猫魔ヶ岳~雄国沼~雄国山~ラピスパ
宿泊でお世話になった「ペンションもくもく」のもくさんに相談して決定(^_^)/~
やっぱり地元の人に聞くのが一番ですね。
本日も約11km。結構なロングコースになりそうです。
八方台から磐梯山とは逆の方向の猫魔ヶ岳経由で雄国沼へ、雄国沼から雄国山を経由してラピスパ温泉へ・・・・
となりました。
八方台まで送って頂き、9:00出発!
今日も天気はバッチリ!
まずは、猫魔ヶ岳まで1.9kmです。
今日は、お天気が良く、樹林帯は木々の間から木漏れ日も日差しが強く感じますが、
足元の山野草たちは、まだ春が始まったばかりの雰囲気。
蕾はまだ固いけどしっかり葉を広げている、また枯葉の下から芽を出したばかりのあかちゃんツクバネソウ・・・
いろいろなツクバネソウが登山道脇を飾っていました。
樹林帯の木々も芽吹きが始まったばかり・・・今年は今まで寒かった為に芽吹きも遅れているようですね。昨日・今日は暖かいので芽吹き・花の開花も駆け足・駆け足(^_-)-☆
樹林帯の中、山野草に気を取られて歩いていると、いきなり視界が開けました。
10:10 猫魔ヶ岳到着
昨日登った磐梯山。登りは表磐梯・下りは裏磐梯と2つの全く違った表情をみてきて・・・
今日又昨日とは違う磐梯山。
長い裾野が猪苗代湖まで続いている秀麗な山容
これで3方向からの磐梯山を見たことになるんですね(*^_^*)
そして登山口で眼下に見えた猪苗代湖。
今日は、小高い緑の山々の向うに見えています。
猫魔ヶ岳の頂上からは、猪苗代湖と桧原湖方面の湖の
両方が見えるなんてすごい!
山の上から見下ろす湖っていいですね♪
全体の風景を見ることが出来ます。
すっかり頂上の気分になっていた場所には頂上の指導褾がありません。
「頂上・・がないのは不思議ですね」
そんな話をしながら今度は雄国沼を目指し、10m程歩いて行くと・・・なんと!そこに頂上がありました♪
頂上からは又違う湖???
これが、これから行く雄国沼だったんです。
思わず「すごい!」
碧い空と、白い雲、あまり高くない山並みと新緑に囲まれた碧いそれは碧い沼・・
雄国沼をバックに頂上で記念写真♪
雄国沼に下りる途中の小さな池に、クロサンショウウオの卵(?)らしきものをみつけました。
妙高の笹ヶ峰の遊歩道でみたものと同じ???
あまり自信はないのですが・・・
エンレイソウの成長記?
・まだ葉っぱが充分育っていない
・葉はしっかり、花がまだ
・すっかり成長しました♪
偶然同じ場所で見つけました♪
これは何でしょう?
最初はわたしも・・どこかで見たことある花だけど????
でしたが、サンカヨウの赤ちゃん。
葉っぱも出てきたばかりで、花も蕾・・・
これから一花咲かせます♪
雄国沼に近づくにつれて・・・
背が高い樹木が多くなり、新緑も鮮やかに・・
足元にはすみれが元気に咲いていました。
雄国沼到着!
まだ、ミズバショウが残っていました(*^_^*)
ミネザクラも咲き始めてきて、そして花の種類も多くなり、沼畔にはタンポポや大きくなったフキノトウが・・・
正に春爛漫(^_-)-☆
この景色見ているだけでうれしくなって、
気持ちもはればれ♪
雄国沼とその反対側にそびえる雄国山。
雄国沼畔のセンターハウスで大休憩。中学生の団体で賑わっていました。
中学生に混じって腹ごしらえをしながら、しばし中学生ウォッチング。行動を見ているだけで楽しいね♪
お腹いっぱいにして、いざ雄国山へ・・・30分の登り
雄国沼パノラマ遊歩道を雄国山経由でラピスパまで・・
雄国山上部は草原の山。なだらかな山頂
雄国山山頂到着。背の高い木(?)・・
この木が雄国山山頂の指導標。
標高は低いけど山頂からの景色は抜群・・・
山頂から見える雄国沼
磐梯山&櫛ヶ峰。
近くで見るのと遠くから見るのとでは雰囲気が随分違うものですね。
頂上で最後の磐梯山をゆっくり見て、雄国沼にも別れを告げ・・・
後はラピスパ温泉目指して行くのみ、最後の行程。
13:30出発・・・15:00到着予定♪
道の両脇には通常5月頃から咲き始める花達がちょっと遅れて今盛りです。
サンカヨウ・キクザキイチゲ・ツクバネソウ・チゴユリの群生etc.etc
お花を見ながら・・・でもちょっと時間も押しているので急ぎます。
結局4.8km休憩無し、ノンストップで14:50
予定通りラピスパに無事到着!
本当に頑張りました♪ お疲れ様でした。
磐梯山1泊2日の山旅。2日間で合計24km。
ちょっとハードかなとちょっと心配しましたが、平日の為山も静かで他に人に煩わされる事も無く、登る時は植物や景色を楽しみながらゆっくりのんびりと歩き、でも休憩は食事の時、頂上、弘法清水の小屋の3回のみで、下りは弘法清水から休憩無で一気に下る・・・そんな自分たちのペースで、メリハリをつけて行動できました。
2日間ともお天気に恵まれラッキーでしたが、磐梯山・雄国沼は本当に素晴らしい所でした。
また、季節を変えて何度でも行きたくなる山でした。
いまどき山女子(?)2人旅、はらはらドキドキもありましたが、ちょっぴり自信もついた旅になりました。
y.toyoの使ってみました♪ 使っていますコーナー・・使ってみての感想他いろいろ |
≪今回便利だったアイテムは「ハイドレーション」≫
■ハイドレーションとは・・・ザックをおろさなくてもお水が
飲めるシステム
これから暑い季節になってきますね。山では水分の補給は体調管理にもとても重要になってきます。水分を補給するのは、喉が渇いてからでは遅い・・ともいわれますね。
少しずつ、こまめに補給するのが良いとされています。そこで今回のお薦めです。
チューブが付いた水筒で、水筒はザックの中に収め、チューブをザックの外に出してその先に飲み口が付いています。通常はお水が出ないように工夫され、飲み口を口の中に入れるとお水が出てくるようになっています。
今回の山行で、2人共ハイドレーションを使っていて、随時水分の補給をする事が出来たので、休憩をあまり取らなくても支障が無く行動できました。
ザックを下ろさなくても、行動中でも飲みたいときに水分補給が出来ます。これから暑い季節、水分の補給はとても大事になってきます。
まだ使った事が無い方は今年の夏は是非使ってみて下さいね。
≪頼りになったクマ鈴≫
最近クマが出る所が多くなってきたように思います。
鈴又はベルはお店鳴らした時は「うるさいな」と思うぐらいの音の大きさが良いと思います。
以前の山行で鈴を持っていったのですが、街にいる時は結構良い感じで音が出ていると思ったのですが、いざ、山に行って使ったら、音が小さくてぜんぜん聞こえないんで(ToT)/~~~。行き違った方のベルは遠くから聞こえていました。
今回は以前の事を教訓にお店ではうるさい位のベルを使用したのですが、音も大きすぎず、ちょっと寂しい登山道になった時は頼もしい仲間・・と思うぐらいの存在感でした。
またクマ避けの鈴やベルを持参する時は、現地以外では鳴らない工夫をして行った方が良いですね。街や電車の中ではかなり響きますからね。
ショップにはいろいろ取り揃えてあります。音を鳴らしてからお買上される事をお薦めします(^_-)-☆
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磐梯山4合目:弘法清水到着。 小屋の後には頂上が・・・
黄金清水と弘法清水間は急登。
足が長く体力のある水野さん、どんどん登っていきます。
一方私は・・・背も低く荷物も重く写真も撮りながら、なので、どんどんおいていかれます(^_^)/~
やっとたどり着いた弘法清水の小屋。
「疲れたでしょう。どうぞ!ちょっと甘めにしておきました」と笑顔でコーヒーを出してくれました(^_-)-☆
疲れた体に、甘めのコーヒーはなんと美味しかった事か>^_^<
記念に写真をご一緒に!
弘法清水:4合目です。矢印の先に記されています。
まだ雪渓がのこっていて・・冷たくて美味しい水です。
のどを潤して頂上に向かって出発!
荷物は弘法清水小屋に預って頂き空身で頂上往復です。
水野さんはどんどん高度を上げていきます。
私はゆっくり、私なりのペースで・・
途中、見事なショウジョウバカマ、
ミネザクラは頂上はまだつぼみ・・・
登山口出発から4時間40分
14:10 5合目:無事頂上到着
\(^o^)/とりあえず2人揃ってピース!
後には桧原湖が広がっています・・
なぜか磐梯山頂は一番高い所にありませんでした。
勿論一番高い所に登って「バンザ~イ!」(*^_^*)
弘法清水からの下山・・・
当初・・・中の湯~銅沼~裏磐梯スキー場の予定でしたが・・
弘法清水小屋の吉田さんに裏磐梯スキー場に下るルートお薦めルートを聞いてみました。
「今日は天気が良いのでこのルートを行きなさい。ガレ場があるけど注意して下れば、貴方たちなら絶対大丈夫!景色も良いし、時間も短縮できる。絶対おすすめ!」
地元の方の絶賛のお薦めなので、予定を変更して、お薦めルートで行く事に・・・
「ところで、この辺クマは大丈夫ですか?」「いやー、昨日一人やられたよ。喜多方で」と・・・
持参したのに今までつけてなかった「クマ鈴」をあわててザックに取付(^_-)-☆
弘法清水で大休止後・・15:00裏磐梯スキー場に向かって出発!・・しました。
私は「登りはゆっくり、下山はスピードアップ」スタイル!
下るほうが得意なので、下りは私が前を行きます。
まずは、川上温泉下山ルートを下ります。
弘法清水から黄金清水までは登ってきたルートを戻り
3合目:天狗の岩の指導褾がある噴火口上部に到着
ここから川上温泉ルートに向かいます。
いきなり雪渓♪ 雪渓の向うに櫛ヶ峰がそびえ・・・
眼下には大きく口をあけて広がる火口壁の麓に広がる火口原が望まれます。
櫛ヶ峰と天狗岩の間にある尾根をほぼ一直線に下って行くコース。
矢印のあたりから下り、登山道はザレていて小石が多くいきなり
あぶない・あぶない(~_~;)
「貴方たちなら大丈夫」とは励まされたけど・・・
どこを見込んで太鼓判をおしてくれたものやら・・
とにかく転ばないように・転ばないように!
振り返ると、磐梯山・天狗岩がそびえ立っています・・
そして、今下ってきた登山道が白い一本の線のようにつづいている。
表磐梯はみどり豊かでしたが、裏は一変、火口壁が荒涼としてまるで別世界。
櫛ヶ峰の火口壁
火口壁の風景は今まで見た事の無い景色。
硫黄の臭いも漂っていました。
ガレた火口壁の向うに桧原湖・銅沼を望む
ガレ場に花はあまり無いと思っていたのですが・・・
可愛らしい花が咲いていました。
*コケモモ
(多分・・自信はありませんが)
*コイワカガミ
*オオカメノキ
*残雪が解けた後にフキノトウが・・・
樹林帯に入ってくると、崩れた急な階段。
ジグザグではなく直下降。
ちょっと気を抜いたり、よそみをすると転びそうになります。
まだまだ・・集中・集中。
やっと登山道も平坦になってきましたが・・・
このルートはあまり一般的ではないらしく
写真のように、道がだんだん不明瞭に・・・・
この道で本当にいいのかな????(ToT)/~~~
ちょっぴり不安にも・・・
火口原まで降りて来ました。
磐梯山の荒々しい火口壁に囲まれた火口原は
あまりに広く、見渡す限り指導標も見当たらず・・・
私達の行く道はどこ???
この火口原は数年前に大規模な土砂崩れがあり、石交じりの土砂で一面埋まったとの事。
土の上に乗ると、まだ柔らかく5~6㎝位もぐる(@_@)
慌てて石の上に・・
周りを見回すと、大人の大きさの靴跡が一人分・・・
数日間でここを歩いたのは1人だけ?
目を凝らしてみると、広大な火口原のはじっこに
白く小さい立て看板のようなものがみえました。
きっとあれ看板だよね(~_~;)
近づいていくとロープがはってあり白い看板には
・→裏磐梯登山口・・そう登山口方向を示す看板でした
ひとまずほっと一息(^_^)/~
ロープ沿いに進んで再び樹林帯の中へ・・・
小さいアップダウンを繰り返し・繰り返し
人の気配は全く無く
進む登山道も踏み跡が少なく
クマ鈴はザックに揺られて心強い音色で鳴っています・・
「この鈴が無かったらかなり寂しいね」
でも、忘れた頃に「裏磐梯登山口」の看板が出てきて
「あぁこの道で良かったんだ」と安心させてくれます。
更にスキー場めざし、アップダウンの続く道をもくもくと歩いていると・・・
久々のきちんとした指導褾が出てきた!・・と思ったら・・
裏磐梯スキー場の中腹に飛び出しました。(^_^)/~
もうここまでくれば大丈夫! ヤッター♪
ゲレンデ眼下には桧原湖が広がり
6月なのに、ゲレンデにはツクシが顔を出し、春の名残を感じさせてくれました。
ゲレンデ下部16:30到着(予定通りピッタリ)
本日山旅1日目・・無事終了で~す
\(^o^)/
2日目へ to be continue。。
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超有名な会津磐梯山!
6月始めの静かな時期
表登山口(猪苗代スキー場)~裏磐梯スキー場まで・・一番長いコース・・でも一番景色が良いと云われるコース!に挑戦\(^o^)/
お天気は2日共
2人だけの気ままな山旅。
磐梯山表・磐梯山裏・桧原湖・銅沼・雄国沼・雄国山・ラピスパ・・・欲張って・頑張った2日間でした (^_-)-☆
お天気は最高!はるか後に見える磐梯山頂上・・・あの頂きまでLET’S GO!
猪苗代スキー場から登山開始♪
広くて気持ちの良い草原。
目の前には磐梯山・・・
振り返ると・・そこには
猪苗代湖が広がっている・・
もう気分は最高!
左の写真はマイズルソウの群生
夏のスキー場には山菜や可憐な山野草がいっぱい!
太陽の日差しを浴びて元気いっぱい♪
ゲレンデの急登。
スキーで滑ったら気持ちいいだろうな~(@_@)
と思いながら・・
急登は歩幅を狭くして1歩1歩 (ToT)/~~~
顔から吹き出る汗を拭きながら・・しょっぱ~い
今回一番の急登を頑張り・・1合目:天の庭に到着♪
因みに磐梯山の頂上は5合目だってしってます???・・5合目がなんで頂上????
それは・・・磐梯山の標高が富士山の約半分しかないためなんだそうですよ。大正時代に地元の有力者が、決めたとの事。明治時代の噴火で頂上が吹っ飛んだ為ではないんだそうです。謙虚ですね。
1合目付近に咲いていた花です。
ムラサキヤシオ
タテヤマリンドウ
タチツボスミレ
天の庭から2合目に向けて出発。ここからは本格的な登山道。登りの得意な水野さんが前を行きます。
新芽が少し出たばかりのツツジ類の潅木の樹林帯。
足元にはスミレの群生、ムラサキヤシオ・タテヤマリンドウetcが咲き、目を楽しませてくれています。
視界が開けると、そこには大きくなった(?)磐梯山がそびえていました。
登山道入口で見た磐梯山とは段違いに大きい♪
1歩(?)2歩位・・頂上に近づいてきたぞ\(^o^)/
今日はお天気も良く、気温も高くなってきました。
つい昨日まで、本当に春になるのかな~と思うぐらい寒い天気。今日のこの天気・・花も虫も元気・元気。
咲いている花に虫もぶんぶん群がっています。
磐梯山2合目・・赤埴山着 12:00
お腹がすいて来ました。お腹がすいては歩けません。この景色の良い赤埴山頂上でランチタイム。
360度の展望。
雄大な景色の中、吹いてくる風は汗をかいてほてった体に気持ちよく・・・
心身共開放されていくよう・・・
花の宝庫・・沼の平。
磐梯山の頂上・天狗岩も見えてきました
ここから見る磐梯山には残雪が残り、
まだ新芽も出たばかり。
沼の平は枯れ葉色、まだスミレの季節。
固有種のバンダイクワガタはまだ姿も形見えず・・・(>_<)
次に目指すは3合目・・天狗の岩
融雪で小さな沢になっている登山道。 更に上へ・・・
登山道上に長さ20m位の雪渓が出てきました。
出発前、「念の為にトレッキングポールとチェーンアイゼンを持っていくように」とのアドバイスを受け持参・・・
ここで、しっかり役に立ってくれました♪
雪渓歩き初挑戦の水野さん、いきなり実践。
ポールを使って慎重に登っていきました。
右は雪渓から見る磐梯山頂上。
3合目ももうすぐです。
左は雪渓から見る沼の平方面です。
3合目到着。 更に頂上が近づいてきました\(^o^)/
でも・・ここが天狗岩???
確かに白い→の先には3合目と記されています。
それらしき岩は見当たりません。
天狗岩は、はるか後方の黄色い→の尖がった岩。
湖が見えてきました。桧原湖・銅沼です。
黄金清水。
高層の湿原。ミヤマキンバイが咲いていました・・が
お花の最盛期には程遠い様子。
最盛期にはここが黄色に染まる程・・・なのだそうです。
花で埋まったらさぞかし見事でしょうね。
今度は是非お花の最盛期に (^_-)-☆
to be continue。。。
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