14日の予定;行動時間10時間
股峠~東峰~股峠~西山~魚尾道峠~民宿~魚尾道峠~西山~股峠
天気予報:曇、9時ごろから雨
朝2:15起床。3時出発。まだ外は真っ暗。ハーネスを付けて、ヘルメットにヘッドランプを付けて、行ける所まで、車で移動。股峠まで、15分位の場所に車を置き、いざ出発。
まず、股峠を経て、ヘッドランプを付けて東峰に登りました。ヘッドランプで足元を照らしながら、急勾配で、岩があったり、木の根があったり、登山道は濡れて滑りやすくなっていたりと悪条件の中、慎重に登っていきました。あたりが少し明るくなった頃(4:20)東峰に到着。ここでヘッドランプをはずし、休憩10分後ただちに下山。だんだん明るくなってきているのですが、依然としてガスでまわりは見えません。 雨が何時降り出すかな~
再び股峠に戻り、今度は西岳に挑戦です。西岳の上級者コースは今まで、鎖がありましたが、利用者からのクレームにより、コース内の鎖はすべて撤去されていました。鎖は19年5月13日に撤去された旨、記されていました。またそれにともない、上級者コースの指導褾も撤去されていました。
私たちの今日のコースは赤い線の上級者コースです。
この二子山も私にとっては初めての山。上級コースってどんな所だろう・・・
あんな急な所登れるのだろうか(~_~;)。写真でみると字のごとく西と東に頂上が2つあってかわいらしい山なのですが・・・今はその姿はガスの中でまったく見えません。・・行くっきゃない!
やほりここも急勾配のアプローチを登り、岩場に到着。ハーネスは付けていますが、ロープは使わずフリーで登っていきました。岩場は平面な壁ではなく、ほとんどが岩場の登山道(?)といった感じです。スタンスもホールドもしっかりあるので、傾斜は非常に急ですが、日和田よりずっと楽でした。高度感はあるはずなのですが、ガスで下が見えないのでかえって私たちには良かったのではないかと・・・・稜線も登山道は幅50cm~1mで不安定な岩場が続き、トミーからは「落ちたら死ぬので気を抜かないように」と何度も何度も何度も繰り返し繰り返し繰り返し注意がありました。
ちょうど6時に西岳の頂上に到着。ここで朝食&コーヒーブレーク&記念写真。
今にも降ってきそうな雨に備え、雨が降ってきたら、岩のトレーニングが出来なくなるので、
「民宿までの体力トレーニングはカットして、魚尾道峠の上の7mの鎖場まで行き、そこから折り返して西岳を下りて、もう一度西岳を登るルート」に変更になりました。
鎖場ではロアダウンの練習をしながら降りて、そのままのぼり返し。登り返した後は、交代でショートロープでの練習をしながら西岳の岩場まで進んでいきました。岩場では、ロアダウンの練習をしながら股峠まで下山。股峠9:00.
ここで、予報通り(?)雨。大雨にならないうちに再度上級コースで西岳山頂を目指し、下りは一般道コースで下山。途中で雨も音をたてて降ってきました。車まで降りる頃には本降りになっていました。終了時間11:00
合計8時間の岩場トレーニング山行(マッターホルンに向けての実践トレーニング)
も無事終了(^_^. また今回も初体験がいっぱいあり充実の2日間でした♪
① 初めての二子山登山
② ヘッドランプを付けての暗い時間からの岩登り体験
③ 山の中でのロアーダウンの練習(ゲレンデでは体験済み)
④ 最初から最後までヘルメット・ハーネス装着しての登山
(女性はハーネスを付けているとトイレが大変ですね。
又、ヘルメットをかぶっていると暑いですね(~_~;)
⑤ ショートロープ体験(ガイドさんと1対1でロープをつないで歩く)
いくら写真が好きな私でも今回はトレーニングに集中し、写真撮影を控えました。でも珍しい花を見つけたときだけ、撮らせて頂きました(*^_^*)
by toyoko |Category: マッターホルンに挑戦!? | コメント (0) | トラックバック (0)