翌日、5時半朝食。お弁当の散らし寿司を受け取り・・
今日も良い天気!記念写真をとり、6時30分出発! 今日は富士山がみえるぞ!
※今回の山行で出逢った景色は「季節のスナップ写真館」にアップしていますのであわせてご覧頂ければ嬉しいです。
三条の湯の裏手から沢を渡ると、いきなりの急な登り。
朝の日差しにてらされ輝いている色とりどりの木々の葉。やっぱりひかりを受けると綺麗!
水無尾根・・・三条の湯から650mの登りで三条だるみ。
1時間程登ると視界が開け・・太陽がまぶしい・・・
ここで休憩!
「今私達はどの辺? 地図見せて!」
「ここはとても狭い尾根なので・・・」
実際の地形と地図も見比べ場所を特定する。
「この辺でしょ」皆の意見が一致。
休憩ごとに地図を出して確認。高度計で高度を確認しながら現在地を確認・・・
何といっても、「読図講習応用自主トレ編」ですから(^_-)-☆
急な登りが続きます。
あと、どのくらいでつくのかしら・・・ムードが漂ってきたので・・
「今高度1600mだから・・・通常、登りは標高差300mで1時間と云われているから・・あと30~40分で着くと思うわ」私の山の知識総動員!・・・
三条だるみに着くと、視界は一気に開け、幾重にも重なった山並みの向うに雪を被った富士山が雄大にそびえて!
気がつくと、昨晩ご一緒だった皆さん大集合!
皆富士山の方に向かって休憩していました。
こんな景色を見たら、疲れも吹っ飛びますよね (^_-)-☆
ここからは本格的な急登。吹き上がってくる風と、
高度が上がってくるにつれて展望が開け・・・気持ちがいい!
碧い空が見えるとほどなく、雲取山避難小屋に到着♪
富士山・丹沢・奥秩父、そして遠くに南アルプスの峰々が望めます。
ここでも地図を出し、正置をし、地図と山とをにらめっこ・・・
避難小屋の北側には
数日前にふった雪が
まだ残っていました。
避難小屋の裏手に山頂!
4人揃って記念写真♪
しばし景色を堪能・・・したあと、稜線を小雲取山方向へ
葉が落ちてしまったカラマツ、標高2000m付近はもう初冬のおもむき・・・
富士山を見ながらさえぎるものが何も無く、気持ちよい稜線・・「天空の散歩道」
雲取奥多摩小屋を通過、七ツ石山の急登に汗を流し、
七ツ石神社におまいりし、七ツ石小屋へ・・・・
※七ツ石神社は鳥居こそありましたが、神殿は傾いていて、気が付かない程でした。
12時丁度!ここで大休憩!ランチタイム!
コンロでお湯を沸かし、善哉をつくり、
三条小屋特製散らし寿司そして、
スープやお味噌汁、飲み物、おやつ・・・・・
お水も豊富、トイレもあり、富士山を見ながらのランチタイム・・・・あっという間に1時間。
腹ごしらえもしたし、あとは下山するのみ・・・堂所(どうどころ)を経て鴨沢へ無事下山。
さすが雲取山は東京都の最高峰2017m 登山口標高500m 標高差約1500m
登り始めの標高が低いので、標高はそんなに高くはないけれど、大きい山だと実感。
デンデーロ(天平)尾根コースも今までの山登りで味わった事の無い、広い静寂な尾根・そこに生きる巨木・・・素晴らしいトレイルでした。でもここに来る為にはある程度の体力が必要。決して甘い山では無いですね・・晩秋だからこその「天空の散歩道」・・・期待以上120%堪能して帰路についたのでした(^_-)-☆
――あとがき――
雲取山行・・吉野の装備 ザック/グレゴリーアルペングロー40ℓ ¥21000
私は背が低く(150㎝)、撫で肩なのでなかなか合うザックがあり ませんでしたが、アルペングローSは背面長も、肩のカーブやハーネスの仕組みが私の体に合わせることが出来たので、愛用しています。1泊の時はチョット大きめですが、パッキングが楽なので、春夏秋冬オールシーズン1泊から3泊で小屋泊まりの場合はこのザックを使用しています。よけいなストラップも付いていないし、シンプルで気に入っています。私はおチビさんなので、欲を言えば、横幅がもうチョットスリムになると良いのですが・・・
by yoshiki |Category: mobile | コメント (0) | トラックバック (0)